常設展示



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旧西田川郡役所
 【創建:1881(明治14)年 移築:1972(昭和47)年】
重要文化財(1
969年指定ののち1972年再指定

 1881(明治14)年、初代県令の三島通庸の命によって建てられました。大工の棟梁は石井竹次郎、そして鶴岡出身で西洋建築を学んだ高橋兼吉です。兼吉は旧西田川郡役所以外にも多くの擬洋風建築を手がけており、庄内随一の棟梁として名を馳せました。
 建物は中央玄関に突出したバルコニーと中央に塔屋・時計台がついた、高さ20メートルを有する擬洋風建築です。玄関ポーチの柱脚台や釣り階段など、要所にルネッサンス様式がみられ、文明開化の時代を象徴する建物です。
 建物内は、庄内出土の考古学資料や幕末の戊辰戦争から明治文明開化期の資料など、バリエーション豊かな歴史展示室として活用しています。





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旧荘内藩主御隠殿 【移築:1863(文久3)年】

 11代庄内藩主酒井忠発が建てた隠居所。江戸の中屋敷を解体して、その一部を鶴ヶ岡城三の丸の御用屋敷地に移築しました。木材や瓦などは、江戸から西廻り航路で酒田へ、さらに川船を利用して鶴岡へ運ばれました。
 建物内では、江戸時代の鶴ヶ岡城下の様子を紹介し、庄内地方で盛んに行なわれていた磯釣り関係の資料や旧庄内藩主酒井家に伝わる鎧兜、調度品などを展示しています。
御隠殿で抹茶を一服することもできます。

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民具の蔵
 【創建:江戸時代末期】

 この建物は、江戸時代末期に建てられた2階建ての土蔵です。当初は藩主の武具や調度品類が収納されていましたが、致道博物館設立後は「民具の蔵」と称して庄内地方の民俗資料を展示しています。
 1階では日本海海運関係資料や商業関係資料、2階では瓦人形や黒柿細工など鶴岡の伝統的手職資料を紹介しています。

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重要有形民俗文化財収蔵庫

 当館で収蔵している民具のうち、次の8件5,350点が重要有形民俗文化財に指定されています。
 1)「庄内地方のバンドリ」116点(1963年指定)
 2)「庄内地方の木製酒器」77点(1964年指定)
 3)「庄内地方の仕事着」126点(1966年指定)
 4)「大宝寺焼」234点(1967年指定)
 5)「庄内山村のくりもの」250点(1972年指定)
 6)「庄内浜及び飛島の漁撈用具」1,937点(1975年指定)
 7)「最上川水系の漁撈用具」810点(1982年指定)
 8)「庄内の米作り用具」1,800点(1990年指定)  
 いずれも庄内地方の生活・生業にもちいられたものですが、すでに失われている習俗や用具も多く、生活文化の推移と地域的特色を考えるうえで貴重なものです。  重要有形民俗文化財収蔵庫には、上記8件のうち、「庄内の米作り用具」以外の7件3,550点が収蔵されています。

       
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旧渋谷家住宅
 【創建:1822(文政5)年 移築:1965(昭和40)年】 重要文化財(1969年指定)

重要文化財・創建:文政5年(1822)・移築:昭和40年(1965)
 出羽三山のひとつ湯殿山麓の山村、鶴岡市(旧朝日村)田麦俣より移築保存した民家です。
 田麦俣は県内でも有数の豪雪地帯でした。この民家は多層民家と呼ばれ、深い雪と山峡の険しい土地に建っていたため、生活に適応して3層4層に空間を求めたつくりとなっています。
 明治以降、養蚕を生業としたため、2階3階、屋根裏部屋までも養蚕などの作業場・収納場として有効活用していました。これに伴い、通風や採光を目的とした高ハッポウとよばれる高窓が取り付けられ、その結果、カブト造りといわれる均整のとれた美しい茅葺き屋根となりました。
 かつて田麦俣には、谷あいに数多くの多層民家がみられましたが、耐久年限も超え、生活様式の変化によって急速に姿を消したため、1965(昭和40)年にそのうちの一棟を移築保存したものです。

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酒井氏庭園 【作庭年代未詳】国指定名勝(1976年指定)

国指定名勝(1971)
 東北地方でも稀にみる典型的な書院庭園として貴重とされています。
 池を隔てて築山の正面中腹に石を立て庭景の中心とし、左手には枯滝を組み、その一帯に峡谷の風景をつくっています。また、右手には亀頭形の名石(硅化木)の出島を設け、奥深い入江をつくって静かな趣をみせています。  
 もとは築山の後ろに遠く鳥海山を借景としてとりいれられたといわれています。

 









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旧鶴岡警察庁舎 【創建:1884(明治17)年 移築:1957(昭和32)年】重要文化財(2009年指定)

※現在解体修理工事中 2018年完成予定

 山形県の擬洋風建築を代表する建物のひとつ。設計は大工棟梁の高橋兼吉が行ない、明治前期に建設された擬洋風建築のひとつの到達点を示すものといわれています。
 外部窓廻りなどにルネッサンス様式を模していますが、屋根の大棟、破風妻飾りなど在来様式も巧みに取り入れています。
 初代県令三島通庸が明治新政府の威容をあらわすべく建築したといわれ、入母屋造りの堂々たる外観を示しています。

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*上記画像をクリックすると修復工事進捗状況ページにリンクします。