2019.8.13(火)〜9.23(月祝)
戦国庄内 -大宝寺・上杉・最上 争乱の果て-
戦国時代の庄内地域(現在の山形県・庄内地方)には、大宝寺(武藤)氏を中心とする諸領主が割拠していました。地域内で争いが起きた際には、大宝寺氏を中心に話し合いを行い、解決の道を探りました。
元亀・天正年間(1570~1592)に入ると、山形の大名・最上氏や越後の大名・上杉氏が庄内へ進出する動きをみせます。両者は庄内を自らの権力下に取り込むため、対立しました。
本展では、戦国時代の武将たちが作成した古文書を中心に紹介します。古文書は、作成者の意思や思惑、受取者との関係性など、多くの情報を今に伝える“時代の証言者”です。
古文書から戦国の世の実像に迫り、同時代資料の数々から当時を生きた人々の息づかいを感じることで、知られざる戦国時代の庄内を解き明かします。
【会期中のイベント】
①学芸員によるギャラリートーク
日時:8月24日(土) 14:00~(約1時間)
会場:当館美術展覧会場
申込:不要、直接会場へお越しください ※要入館料
②戦国史研究会鶴岡例会・研究報告
日時:9月7日(土) 13:30~16:40
会場:鶴岡市立図書館2階講座室
内容:中村亮佑氏「戦国期庄内の権力構造と上杉氏(仮)」
阿部哲人氏「天正年間における上杉景勝と南奥羽(仮)」
申込:不要、直接会場へお越しください
資料代:200円
③記念講演会「上杉謙信と出羽庄内」
日時:9月8日(日) 14:00~16:00
会場:鶴岡市立図書館2階講座室
講師:山田邦明氏
申込:当館、または鶴岡市立図書館(0235-25-2525)
8月20日(火)より受付開始 ※先着順80名様まで
④土曜講座「戦国期庄内における地域領主の外交」
日時:9月14日(土) 14:00~16:00
会場:当館旧警察署庁舎1階多目的ホール
講師:菅原義勝(当館 主任学芸員)
申込:当館 ※先着順50名様まで ※要入館料
■前期(8/13~9/2)と後期(9/3~9/23)で展示替えを行います。
◇ダウンロード:「戦国の庄内」チラシ pdf
◇ダウンロード:「戦国の庄内」ポスター pdf