6月9日(水)〜7月19日(月)
白幡進 回顧展 「内なる月山」を描きつづけた画人の軌跡
美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与した白幡進氏の、画業の軌跡を辿る大回顧展。
庄内の自然を愛し、人間を愛し、絵を描くことを愛してやまなかった、ひとりの画人・白幡進。本展は、内包する精神世界を描いた晩年のテーマ「人間の生と死」のほか、高校時代の自画像や青年期に制作した静物・風景・裸婦、教員時代に描いた身近な人々や家族などを一堂に紹介します。
第一会場となる美術展覧会場では、代表作「悠久」「新生」ほか、大作の油彩作品を中心に約30点を展観。また学校買い上げとなった卒業制作「風景」(金沢美術工芸大学所蔵)や、鶴岡南高等学校所蔵の「老人」などを特別展示いたします。
第二会場の重要文化財旧鶴岡警察署庁舎1階ホールでは、学生時代のデッサンや油彩画、習作、鶴岡南高等学校同窓会報「鶴翔」表紙原画など約30点を公開します。
白幡進(1934-2018、鶴岡市出身、金沢美術工芸大学油画科卒)氏の、画業の軌跡を辿る大回顧展。美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与。身近な人々や風景から、内包する精神世界を描いた晩年のテーマ「人間の生と死」まで、広く紹介。
【イベント】
6月12日(土)午後2時~(約1時間)
◆対談形式によるギャラリートーク「画人と作品」
櫻井德喜氏(元中学校校長/大学時代後輩)・齋藤 拓氏(高校教員/高校時代の教え子)
6月19日(土)午後2時~(約1時間)
◆芸術談義「江川満の、勝手に白幡作品を解釈」
江川満氏(陶芸家/大学同窓)
会 期:令和3年6月9日(水)~7月19日(月) 【41日間/会期中無休】
※本展は2020年に開催を予定しておりましたが、コロナ禍による展示事業の変更に伴い、2021年度に延期開催する展覧会です
開館時間:午前9時~午後5時(入館受付は閉館30分前まで)
料 金:大人800円/学生400円/小中生300円(20名以上で団体割引有り)
※この料金で博物館内にある常設展示施設・庭園などすべてを見学できます
会 場:公益財団法人致道博物館 美術展覧会場、旧鶴岡警察署庁舎1階ホール
主 催:公益財団法人致道博物館 (山形県鶴岡市家中新町10-18 ℡.0235-22-1199)
白幡進回顧展実行委員会
共 催:山形県・公益財団法人山形県生涯学習文化財団・鶴岡市教育委員会
◇ダウンロード:白幡進-回顧展リーフレット