『大泉叢誌絵図』販売開始

大泉叢誌絵図チラシ大泉叢誌は、江戸時代後期に庄内藩士によって編纂されました。
「江戸時代の庄内百科叢書」ともいえる古書の集大成であり、全139巻に及んでいます。
当館ではこれまで、難解なくずし字を活字化した史料集を4冊刊行してきましたが、今回は大泉叢誌の付録である江戸時代の絵図を収録しました。
庄内藩の領内絵図をはじめ、鶴ヶ岡・亀ヶ崎の城下絵図や出羽三山・鳥海山の案内図、磯釣り場や百姓一揆を描いた図から藩主の葬礼について記した図まで、庄内の江戸時代をさまざまな角度から展望できる34枚の絵図が収録されています。
本書では、絵図すべてをカラー図版で紹介するとともに、詳細な解説を加えました。
江戸時代の庄内について「見て」「読んで」、より深く知ることのできる内容となっています。

◯『大泉叢誌絵図』
◯公益財団法人 致道博物館 編集・発行
◯限定150部販売
◯定価4,000円(消費税込・送料別)
◯A4判上製本/外凾付/フルカラー印刷104頁