紙鳶洞(しえんどう)コレクション「日本人形の美」
日本の伝統文化に育まれた人形。それは様々な美術工芸の集大成であるとともに、祈りや祝いの心を托したヒトガタでもあります。
子どもの成長を願った江戸時代の雛人形や五月人形、気品あふれる宮中ゆかりの御所人形、各地で作られた素朴な郷土人形、人間国宝による芸術作品など、その姿かたちはじつに多種多様です。
人形研究家の林直輝氏のコレクションから「造形の美」と「心の美」を備えた優品約60点を展観。あわせて、節句に飾られた掛け軸と幟(のぼり)約20点を紹介します。
林 直輝(はやしなおてる)氏 略歴:
1979(S54)年、静岡県富士市に生まれる。目白大学人文学部卒業後、2002(H14)年吉德資料室に学芸員として勤務。同室長を経て、現在客員研究員。
日本人形文化研究所所長、日本人形玩具学会理事。
また、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の日本人形鑑定士も務めており、
「骨董喫茶健康堂」(静岡県富士市)の代表、凧絵師でもある。
【イベント】林直輝氏によるギャラリー・トーク
❶4月24日(土)
❷6月6日(日) 各回14時より(約1時間)
※前日までにお申込みください。
詳しくは、こちら(イベント・企画展詳細ページ)をご覧ください!