白幡進 回顧展 「内なる月山」を描きつづけた画人の軌跡
美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与した白幡進氏の、画業の軌跡を辿る大回顧展。
庄内の自然を愛し、人間を愛し、絵を描くことを愛してやまなかった、ひとりの画人・白幡進。本展は、内包する精神世界を描いた晩年のテーマ「人間の生と死」のほか、高校時代の自画像や青年期に制作した静物・風景・裸婦、教員時代に描いた身近な人々や家族などを一堂に紹介します。
第一会場となる美術展覧会場では、代表作「悠久」「新生」ほか、大作の油彩作品を中心に約30点を展観。また学校買い上げとなった卒業制作「風景」(金沢美術工芸大学所蔵)や、鶴岡南高等学校所蔵の「老人」などを特別展示いたします。
第二会場の重要文化財旧鶴岡警察署庁舎1階ホールでは、学生時代のデッサンや油彩画、習作、鶴岡南高等学校同窓会報「鶴翔」表紙原画など約30点を公開します。
白幡進(しらはたすすむ)氏 略歴:
昭和9年(1934)、鶴岡市に生まれる。鶴岡南高等学校、金沢美術工芸大学油画科卒業。中学・高校美術教員として、多くの後進を育てる。
美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、平成16年(2004)からは委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与した。元致道博物館評議員。
【イベント】
❶6月12日(土)午後2時~(約1時間)
◆対談形式によるギャラリートーク「画人と作品」
櫻井德喜氏(元中学校校長/大学時代後輩)・齋藤 拓氏(高校教員/高校時代の教え子)
❷6月19日(土)午後2時~(約1時間)
◆芸術談義「江川満の、勝手に白幡作品を解釈」
江川満氏(陶芸家/大学同窓)
※いずれも前日までに電話でお申込みください。参加は無料ですが入館料が必要
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