□ 致道館の沿革
 □ 致道館の教育
 □ 致道館と徂徠学
 □ 致道館の遺構


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 史跡旧致道館
  (管理事務室)
〒997-0035
山形県鶴岡市馬場町11-45
☎0235-23-4672


 鶴岡市教育委員会
  (社会教育課)
〒997-0346
山形県鶴岡市上山添字文栄100
☎0235-57-4868


◆ 営業時間:9:00~16:30
◆ 休業日:毎週水曜日
(水曜日休日の場合は翌日
   以降の平日)

※年末年始(12/29〜1/3)


【交通】
  JR鶴岡駅より車で5分
  鶴岡ICより車で10分

【入館料】無料

 

 

致道館の沿革

 致道館は、庄内藩酒井家9 代忠徳(ただあり)が退廃した土風を刷新して藩政の振興を図るために文化2年(1805) に創設した学校です。
 当初は現在の鶴岡駅前通りにありましたが、政教一致の趣旨から文化13 年(1816)1 0 代忠器(ただかた)によって鶴ヶ岡城三の丸内に位置する現在地へ移されました。約1万5 千平方メートルの広大な敷地には、現存する建物のほかに神庫や養老堂、句読所をはじめ舎生の寄宿する本舎などの学舎が建てられ、武術稽古所さらには矢場や馬場までありました。
 明治6年(1873) の廃校に至るまでのおよそ70 年間、致道館は荻生徂徠(おぎゅうそらい)の学風を伝承し、且つ孝悌忠信を重んじて武土道を体得し、互いに切礎琢磨して多くの人材を輩出しました。
 その後、時代とともに鶴岡県庁舎、鶴岡警察署、朝陽第一・第二尋常小学校などへの変遷を経て、昭和26 年(1951) に国の史跡に指定され、昭和40 年(1965) から4 年間にわたる第1期保存修理の後、昭和47 年(1972) から一般公開しています。