松ヶ岡本陣 創建:元和8年(1622) 移築:元和年間・明治5年(1872)
茅葺き、檜造り平屋建てで、松ヶ岡開墾事業の本陣(管理事務所)となった建物です。
庄内藩第3代酒井忠勝が1622(元和8)年庄内入部の際、居城鶴ヶ岡城の整備のため仮殿「高畑御殿」を建てました。
1686(貞享3)年、この高畑御殿の1棟を藤島下町(現鶴岡市西川原ー旧藤島町)に移し、藩主が江戸往復の際の「御茶屋」または「藤島本陣」と称し休憩所として用いられました。
これを1872(明治5)年松ヶ岡開墾創業に際して再移築し、「松ヶ岡本陣」(管理事務所)となりました。
平成13年4月修復保存工事が行われ竣工し、現、一般公開されております。
気節凌霜天地知の箴は我が松ヶ岡の精神なり、之を服膺して節義廉恥を振起すべし
「松ヶ岡開墾場綱領」
「困難辛苦に遭遇した場合それを凌ぎぬく強い心(気節)を以て取り組めば天地の神も之を知り応えてくれる」といういましめ(箴)は我が松ヶ岡の精神である。これを服膺して道義の実行(節義)恥をしること(廉恥)この二つを振るいおこそう
出典:
中国元時代の人、王盤(おうばん)の七言律詩、題「文天祥を哭(こく)す」より
(写真右)西郷隆盛からおくられた箴言、酒井忠篤(第13代)書。
松ヶ岡本陣入館料
100円(要予約) お問合せ・ご予約:松ヶ岡産業株式会社
電話:0235-64-1331
冬期間休:12月1日~4月7日
貸会場:半日 4H 5,000円
1 日 8,000円
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